首周りの疲れの原因はスマートフォンにあります。西明石コンディショニング鍼灸整骨院にも、首やその周辺の不調を訴えるお客様が多くご来院なさいます。
現代人は、スマホやタブレットを長時間使います。スマホによっては1週間、あるいは1日のスマホを見ている時間を計算して、通知してくれる機能もあり、自分の利用時間を知ることができます。
このページを読もうとしてくださっているあなたの年齢はおいくつでしょうか?年齢を問わず、多くの人が利用しているスマートフォン。さまざまな年齢の人が日々の生活の中でどのようにスマートフォンを利用しているかを解説します。
現代人とスマートフォン
現代人のスマホ利用時間(最新)
KDDI(auを提供しています)が2021年に実施した調査結果によると、18〜22歳が1日スマートフォンを利用する時間は5時間にのぼります。
では、この年齢の人々はスマートフォンを何に利用しているのでしょうか?まず勉強です。英単語を覚える、知識を覚えるためのクイズなど、電車などでの通学時間にスマートフォンを使ってできる勉強はたくさんあります。パソコン・タブレット・スマートフォンのどれからでも使えるようなノートアプリを使って、そのノートアプリに書き留めたことを見返しながら勉強することもできます。
次に、読書や動画の視聴です。電子書籍はスマートフォンを使って読むことができます。紙の本を持ち歩く必要はありません。また、YouTube, Netflix, Amazonプライム、Abemaなどの動画視聴サービスを使えば10〜30分程度の公共交通機関などの乗車時間に好きな番組を視聴できます。
最後に、周囲との連絡手段としての利用です。主にSNSを使い、友人知人と連絡を取ったり、自分の近況を報告したりします。この利用方法はスマートフォン本来の利用方法に近く、昔使われていた手紙や交換日記、ポケットベルなどが置き換わったものであると考えると、特に新しいものではありません。この年齢の人々は、周囲と連絡を取り合い、おしゃべりをするためにスマートフォンを活用します。現代のこの世代にとって、スマートフォンは欠かせない機器です。
仕事とスマートフォン
仕事でスマートフォンを使う人は、どのような用途でどのくらい使っているでしょうか。
・社内との連絡、やりとり
・取引先との連絡、やりとり
・在庫や資材の管理
・経理関連の管理
・日報や週報の入力
スマートフォンはポケットに入るサイズのパソコンと考えて大差ないため、できないことはほとんどありません。例えばこれまでは「会社に戻らないとできない」とされていたような業務でも、全てデジタル化・クラウド化すれば外出先の社用車からでも、通勤中の公共交通機関の車内からでも対応できます。これは言い換えると、四六時中仕事ができるように「なってしまった」という負の側面もあります。
これまでは会社に出社してそこにあるFAXから送信しなければいけなかったような書類も、クラウドドキュメントにスマホで入力して上書き保存をしてそのURLを決裁者が確認すれば、仕事ができるのです。
こうして「できてしまう」ことで、仕事の時間が長引くと同時にスマートフォンの利用時間も増えてしまい、スマートフォン利用を原因とした首や身体の疲れが蓄積され続けます。
生活とスマートフォン
スマートフォンを利用することで、生活をどれだけ便利にできるでしょうか。
・カーテンを開ける、閉める
・家の鍵を開ける、閉める
・電気をつける、消す
・ネットスーパーで食品や消費財を注文する
・ウェブサイトでミールキットを注文する
・出前アプリなどを使って、食事を注文する
・銀行アプリを立ち上げて入金を確認する
・不用品回収業者などを検索して、不用品を回収してもらう
・地元の引越し業者などを検索して、引っ越しを手伝ってもらう
・子供が遊べる公園を探す
・子供連れで行けそうなレストランを探す
・友達家族とレストランに行った後、支払い金額を割り勘して送金する
・子供連れで気兼ねなく遊べそうな施設を探して、週末の予定を立てる
・カレンダーアプリで、家族の予定を確認する
・動画をつけて、子供に見せる
・SNSを使って、知人の近況を確認する
・子供の写真を親に送ったり、テレビ電話を使って離れて暮らす家族と話す
これはほんの一例ですが、日常生活の中でスマホがあればできることはたくさんあります。これらは全て、スマホがなくてもできること、スマホがないとできないことがあり、絡まり合って、今や日常生活に欠かせない機器になっています。
また、仕事や子育てなどを両立させながら生活している世帯は、やることが多すぎて、1日のスマホ利用時間を計測するほど余裕がないことも事実でしょう。そのため1日の細切れのタイミングでスマホを活用して生活を回しているはずです。そして気づかないまま、スマホやタブレットを扱う時間が長くなり、首回りに疲れが蓄積され続けます。
スマホ疲れに効く!自宅でできる改善方法
頭の重さはボーリングの球程度の重さです。スマホを使っている時は、その頭の重さが首にかかっており、疲労が溜まります。
スマホを見る時の体勢は、下を向いて頭を前に落とす体勢ですが、これをすることで首の自然な曲率が変わります。この体勢を続けることで首が前に動き、肩は前に丸めるか、耳に向かって持ち上げる動きを取ります。これらの体勢が首や周辺の筋肉に負担をかけ、従来の首の構造が変わることもあります。
ストレッチをする
頭を右回り、左回りなどの異なる方向に回してストレッチをしましょう。ずっと下を向いていたなら、空や天井を見上げるように首を上げるストレッチもおすすめです。
ストレッチをするときに気をつけるポイントは、スマホを使いすぎると第一頚椎や第二頚椎が前方に出る方が多いため、顎を少し引いた状態でストレッチをすると首の疲れがマシになることがあります。
対処法1:鏡を見る
可能であればスマホを扱っている時の自分の自然な体勢も鏡で見るといいでしょう。もしくは家族などに不意打ちで自分の動画や写真を撮ってもらいます。体勢が不自然で、首が前に出ていることに気づけます。
これを防止するため、自分でも定期的にスマートフォンではなく鏡を見るようにしましょう。自分の首の位置、肩の高さ、首と肩に妙な力が入っていないか、背骨が曲がって猫背になっていたり、方が巻き肩になっていないか確認してくださいね。
対処法2:「伸び」の動作をする
上半身を反らすストレッチをしてもいいと思いますが、もっと手軽な「伸び」の動作をおすすめします。
両手をバンザイのように上げて、上半身を伸ばすようにしてください。簡単ですが、首や肩周りの血流を改善させることができます。
対処法3:スマホを目の高さまで持ち上げる
これを試すと、筋肉がない方は肩や腕が疲れることがわかります。これまでスマートフォンを使っていた時間の分だけ、肩や腕の筋肉を使っていなかった、使わずに衰えていたことがよくわかると思います。
スマホの画が目の高さと同じ位置にあれば、頭を下に落とすような体勢を取り、首に負担がかかることもありません。こうすることで首回りの疲れはかなり改善できますよ。
ここで紹介した方法をぜひ試してみてください。それでも改善しない場合は、鍼灸整骨院に通うことをおすすめします。1日は24時間しかない中で、1週間に2〜3時間程度は鍼灸整骨院で自分の体を労ってメンテナンスする時間を持つべきです。現代の人は、年齢を問わずスマホを使い、自分の体を酷使しています。目を使いすぎると目の病気や、頭痛につながることも。鍼灸整骨院でストレッチや整体を受けて、自分の身体に向き合う時間を確保して、首・目・頭を休めてあげましょう。
ストレッチや気分転換がうまくできない方こそ、鍼灸整骨院の専門家を使ってリフレッシュしてください!西明石コンディショニング鍼灸院でお待ちしております。
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